補聴器-4
今回は「年齢と聴力の関係」です。
自分の「きこえ」について知っていますか?。
聴力は一般的に30歳代を境に衰え始め、特に
高音域から低下していきます。
聴力の低下は誰にでも起こりうることで、日本
人で聴力の低下している人の割合は 11.3% 、
約1500万人 いらっしゃいます。
聴力の低下している人は、その聞こえにくさの
程度によって以下の種類に一般的には分類でき
ます。
健聴耳・・・・・よく聞こえている。
軽度難聴・・・・小さい声や騒がしい所での会
話が、聞き取りにくい。
中等度難聴・・・普通の会話でよく不自由を感
じる。
高度難聴・・・・耳元に口を近づけないと、大
声でも聞き取りにくい。
また「高音と聞き取りの関係」では・・・
高い音(小鳥の鳴き声や風鈴の音などの音階の
高い音)がきこえにくくなるとことばの子音を
聞き取る力が低下してきています。
子音は母音に比べて 短く弱く発音されるうえ
に、周波数が広く拡散するため聞き間違いが起
こりやすいといわれています。
( 少し例をだしますと・・・ )
佐藤さん( さとうさん )→ 加藤さん
( かとうさん )
魚( さかな )→ 高菜( たかな )
などの聞き間違いが起こりやすいのですね。