補聴器-16
今回はデシベルについてお話します。
皆様、補聴器からは外の音が増幅されて大きな
音が出ていることはイメージできますよね。
ではどのくらいの音なんだろうと考えますと一
般にデシベル(㏈)という単位で表しています。
音の大きさや、電波の強さをデシベルという単
位で表す時、たとえば・・・・
10㏈・・静かな息を聞く
40㏈・・静かな図書館の中(ささやき声)
60㏈・・一般的な会話(向かい合って)
80㏈・・走行中の電車の中
100㏈・・自動車のクラクション(近くで)
120㏈・・飛行機のエンジンの近く(爆音)
ちなみに100から110デシベル以上の音を長時間
聞き続けると聴力に障害がでるレベルですので
必ず耳栓などの耳を守ることをしてください。
さてそれでは「一般的な会話」と「静かな図書館」
の差は 60㏈-40㏈ ですから20㏈であることは
わかりますよね。
では20㏈の差って、どの程度の差があるのでしょ
うか?
答えは・・・10倍 になります。
えっ!と思いませんか?。
私は最初、そんなに!って思いました。それにし
ても20㏈で10倍って・・・。
40㏈の10倍は400㏈でしょって。
でもそうなんですよね。400㏈なんて地球がパカ
ッて割れちゃうようなレベルらしいです。o(>_<)o
なぜこのような計算で数値が変化していくかとい
いますと・・・
桁数を抑えて比較的分かり易い数値にするために
考えられた表示方法だからなのだそうです。
なので40デシベルの10倍が60㏈ということにな
りますから、
80㏈は40㏈の100倍
100㏈は40㏈の1000倍
120㏈は40㏈の10000倍
ということになります。
ああ、なるほどね!。となりましたか?
私はなかなか理解できませんでした。音の世界
って、なんだか難しいですよね。
次回もお楽しみに!