補聴器-18
こんいちは。アイポイントです。
今回は会話の聞き取りについてお話しましょう。
1対1で会話をする時、軽い難聴の方はそれほ
ど困ることは無いのではないでしょうか。
会話は大人数の時にどうしても聞き取りが困難
になってきます。
それはいろいろな声や音が混在していて、その
中から会話したい相手の声を探し出すのが大変
だからです。
前から話しかけられる場合はまだしも、横や後
ろからでは、なかなか対応が大変です。
この場合、補聴器を使用すると劇的に聴力が向
上して、たちまち問題解決になるかといいます
とそうはならない場合が多いです。
それは複数の要因から考えられる内容ですので
数回に分けて細かくご説明していきますね。
まず一つは、健康な耳の方でも混雑した店内等
では会話の技術が必要です。
人によっては耳に掌を添えて、混雑した中から
相手の声を拾おうと頑張る方もいらっしゃいま
すね。
まして難聴の方の場合は、音の整理や選別がで
きにくい状態になっています。
では音の選別とはどのようなことでしょうか。
ある日お母さんが6歳の健康な男の子に声をか
けました。男の子はテレビの「ドラえもん」に
夢中です。お母さんは少し大きな声で・・
「もう7時だから、お風呂に入りなさい!」
と言いました。
しかし男の子は気がつきません。このとき、男
の子は「難聴」でしょうか?
そうではありませんよね。誰でもご経験がある
のではないでしょうか。
「夢中になっていると周りの音が聞こえない」
私はしょっちゅうこのことで親に怒られていま
したので、男の子の気持ちがよくわかります。
本当に聞こえないのです。
著作権に引っかかりませんように(祈)