健康について-2
つづき。
3回目の緊急搬送時に内科の先生に言いました。
「先生、お腹を切ってください。絶対になにか
原因があるはずです。もう三度目です。初回入
院した際、担当の先生が胆のうを切除すれば治
るかもしれないと言ってくださいました。お願
いですから手術してください」
すると2度目の入院時にお世話になった医師は
こうおっしゃいました。
「あなたが考えているほど手術で腹部を切ると
いうことは簡単な話じゃない。
お腹を切っても症状が回復しないかもしれない
し、手術には危険性もある。素人のあなたが自
分で決めるべき内容ではない」
と、おっしゃいました。
その時は痛み緩和のための麻酔も効かず、結果
通常の3倍ほどの量の麻酔を「すべて自己責任
で結構ですから」とお願いして投与していただ
きました。
結果、痛みは遠のきましたが唇が痙攣し、会話
が震える声でしかできなくなりました。
また手術での危険性も説明を受けましたが、も
う覚悟をしていますと、すべて自己の責任にお
いて危険かもしれない治療をお願いすることを
先生に伝えました。
数時間前、深夜痛みで起きた際、妻と子供たち
を起こし、上の子にしっかり母を支えること、
勉強やその他を頑張ること、周りに感謝するこ
と、ご先祖様を大切に思うこと、そして父はこ
れまでの人生に対して、とても満足していて、
君たちに会えて幸せであることを伝えていまし
た。
その後一度目の入院の際にお世話になった内科
の先生が、本当に緊急で外科の先生にかけあっ
て戴いたようで、翌日には手術できるよう手筈
を整えてくださいました。
結果、内視鏡手術で無事に手術が終わりました。
イトで照らして患部を治療されるようですが、
実際にカメラでみると、私の胆のうは真っ黒に
壊死しており、処置が遅れた場合、敗血症で残
念な結果になっていた可能性もあると、外科の
先生から聞きました。
大腸の腫れは脂っぽい食事や少しのアルコール
が入ったとき、胆のうから出る胆汁が本来の消
化を助けるため液ではなく、ばい菌だけの液で
あったため、食あたりのような具合の悪さと
大腸の腫れが頻発したのだろうとのご説明を戴
きました。
本当に沢山の医師の先生方のおかげで、私は今
現在、体調もよい状態でお仕事をさせていただ
いております。
自分は田舎生まれで勉強が得意ではなく、せめ
てもの自信があることと言えば、体が丈夫なこ
とくらいしかないなと思って暮らしていました。
しかしこのことで健康に対する感謝がかけてい
たのかもしれません。
私はもともとお酒が飲めない体質のようで、外
食事に本当にたま~にグラスビールを半分ほど
いただいたりしていましたが、入院以来、まっ
たく飲酒はしていません。
煙草も十数年前に禁煙してから吸っていません。
そんな生活をしていると、なんとなく自分は病
気とは縁遠い生き方をしてるんじゃないかと勘
違いしておりました。
健康に過ごせる幸せは日ごろから感謝して過ご
さなくては・・・と思うこのごろです。
またすべての医療に携わっておられる先生やス
タッフの皆さま方、医薬品やその他のお仕事を
頑張っている皆さま方に、こころから感謝申し
あげます。皆さま方のおかげで、私は今日もお
仕事をして、家族と楽しく会話できます。
本当にありがとうございました。
もし何かの機会でこのブログを読まれました方
は、どうか健康に気をつけて、楽しい毎日をお
過ごしください。
(同じような症状のある方は是非、詳しい検査
をなさってくださいね)
今回は眼にも耳にも関係ないお話で失礼しまし
た。